不動産投資用収益物件探しのポイントは?効率のよい情報収集の方法
2021/06/03

不動産投資物件探し方のポイント解説!効率的な情報収集方法を知ろう

不動産投資用収益物件探しを効率化!欲しい物件の条件を決定する不動産投資の物件探しで最適なのはどこ?それぞれのメリットとデメリット不動産投資専用情報サイトを利用する不動産投資会社を訪問する不動産仲介会社を訪問する競売物件から探すその他の情報で探す不動産投資物件探しで注意したいポイントは?条件の優先順位を決めておく購入は無理のない範囲でまとめ

不動産投資の成功は、いかに優良な収益物件を購入するかにかかっていると言っても過言ではありません。

安定した家賃収入を得るためにも、出口戦略で売却益を得るためにも、高スペックの物件が必要です。


それだけに不動産投資用の収益物件探しは非常に重要!


「でも、物件情報が多すぎて、どうやって探してよいかわからない……」


そこで今回は収益物件探しの方法について、効率の良い探し方にスポットをあてて解説します。


また、物件探しの注意点もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。


不動産投資用収益物件探しを効率化!欲しい物件の条件を決定する


不動産投資用の収益物件を探す前に、まずは「自分が欲している不動産物件」の条件をはっきりさせましょう。


やみくもに物件情報だけ見ても情報過多で目移りしてしまい、却って選ぶことがむずかしくなってしまいます。


まずは不動産投資をおこなう目的や目標を明確にし、それに見合った収益物件を探すことが一番効率のよい方法になります。


「物件購入の予算」、「物件を購入したいエリア」、「月々どのくらいの収益(賃料)を得たいのか」、この3点を決めることで選ぶべき収益物件を絞り込むことができるでしょう。


そこからさらに条件を追加して物件を絞り込んでいきますが、希望する条件すべてを満たす収益物件を見つけるのはむずかしいかもしれません。


「ここだけは譲れない」条件をいくつか決めておき、それ以外の条件については臨機応変に判断することで選べる収益物件の幅が広がります。


不動産投資の物件探しで最適なのはどこ?それぞれのメリットとデメリット


メリット デメリット 黒板


ここでは、不動産投資用収益物の探し方について紹介します。


不動産投資用の収益物件は、インターネットのポータルサイトや不動産投資会社で探すことができますが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。


不動産投資のやり方について詳しくはこちら!>>不動産投資のやり方は?物件購入前のチェックでリスクを回避


不動産投資専用情報サイトを利用する


不動産投資専用情報サイト最大の特徴は、その情報量の多さにあります。


全国の収益物件を検索することができますし、こまかな検索条件を指定できるので、簡単に絞り込みがおこなえるのも大きなメリット。


エリア、価格、マンションかアパートかなど物件タイプや間取り、利回りなどの検索条件を指定するだけで、希望する収益物件情報を一度に得ることが可能です。


検索結果だけでは物件の詳細がわかりにくい面もありますが、その場で資料請求などもできるので、気になる物件があれば資料を取り寄せてみましょう。


その反面、情報サイトに掲載されている物件情報が古かったり、客寄せの「おとり物件」の判断がつかないのがデメリットになります。


不動産投資会社を訪問する


不動産投資会社は、不動産投資物件を専門に取り扱い販売しています。


収益物件情報が豊富なのはもちろん、独自の物件情報を持っているので、未公開情報を紹介してもらえるなどメリットが大きいです。


また、物件の紹介だけでなく、融資や収支計画の相談に乗ってくれたり、各種手続きの代行、購入後の管理サポートもおこなってくれる会社も多く、不動産投資初心者にとっては非常に心強い味方になってくれるでしょう。


そんな不動産投資会社のデメリットは、自社物件ばかりを紹介されることもあるため、それ以外の収益物件情報が得られず情報が偏ることも。


できるだけ複数の不動産投資会社を回って、各社の物件を比較することで、偏りを解消することをおすすめします。


不動産仲介会社を訪問する


「不動産会社」と呼ばれることも多い不動産仲介会社の特徴は、取り扱いエリアに詳しいため物件だけでなく地元の情報が豊富なところで、これは大きなメリットになります。


収益物件を購入するエリアが固まっているのであれば、実際にそのエリアに出向いて地場の不動産仲介業者を訪問してみましょう。


探している収益物件の条件を伝えることで、希望する物件情報を探してもらえ、地域の地主とのつながりがあることも多く、表に出ていない収益情報を教えてもらえる可能性も期待できます。


デメリットは、取り扱っている物件の地域が限定されてしまうことも多いため、広範囲の物件情報を得ることはむずかしいかもしれません。


また、業務内容が「仲介」なため、不動産売買が終わればその後の賃貸経営には基本的にノータッチ。


賃貸管理などを委託する管理会社は別途契約する必要があるため、手間がかかります。


競売物件から探す


競売とは、不動産購入時に借りたローン返済が滞ってしまった結果、債権者の申し立てによって裁判所が担保とした不動産を売却して返済に充てる方法になります。


通常の不動産売買とは異なり、入札形式で購入者が購入希望額を決定するのが大きな特徴。

そのため、相場価格よりも安く物件を購入できる可能性が高くなるのが、競売物件最大のメリットです。


ただし、競売物件は内見などができなかったり、購入後に不動産の欠陥が見つかっても追及できないなどのリスクが高いです。


条件のよい物件は入札競合者も多く、競り落とすのがむずかしくなります。

そのため、不動産投資初心者にはあまりおすすめできません。


その他の情報で探す


タウン誌の広告や新聞の折込チラシ、ポストの投げ込みチラシもチェックしてみましょう。


戸建てや区分マンションなど、地元の物件情報を得ることができるので参考なりますし、予期せぬ掘り出し物に巡り合える可能性もゼロではありません。


不動産投資物件探しで注意したいポイントは?


ビジネスマン 文字 ポイント


不動産投資に成功する収益物件探しをおこなう際、特に注意したいポイントをおさえておけば、さらに成功率がアップします。


条件の優先順位を決めておく


上にも書きましたが、物件探しをおこなう前に、物件の条件を決めておくことは非常に重要ですが、それら条件のなかで優先順位を決めておくと、より効率よく物件を探すことができます。


条件にこだわりすぎると迷っているあいだに売れてしまうことも多いので、優先順位上位の条件を多くクリアしている物件を探すとよいでしょう。


購入は無理のない範囲で


どんなに魅力的な物件でも、当初予定していた予算をオーバーする物件を購入する際は、あらためて収支シミュレーションをおこなうなど慎重な判断が必要です。


ギリギリの収支や資金不足で不動産投資をはじめてしまうと、退去にともなって急激にキャッシュフローが悪化したり、突発的な修繕費用の捻出ができなかったり、最悪の場合ローン返済が滞ることも考えられます。


資金面や収支面をしっかりと確認し、万が一の場合も余裕を持って経営できる不動産物件を探しましょう。


まとめ


不動産投資を成功させるには、優良な収益物件を探すことからはじまります。


不動産投資専用情報サイトをはじめ、不動産投資会社、不動産仲介会社など不動産投資用収益物件を探す方法はたくさんありますが、いずれにもメリットとデメリットが存在します。


不動産投資は長期に渡っておこなう投資です。

そのため、購入した不動産物件は長く所有するこが前提になります。


あまたの収益物件のなかから「これぞ!」という物件をみつけるためにも、ぜひ当記事を参考にしていただけたらと思います。

一覧に戻る