契約不適合責任の環境的瑕疵とは? ~アパート経営・不動産投資に役立つノウハウ~
2021/04/26

契約不適合責任の環境的瑕疵とは? ~アパート経営・不動産投資に役立つノウハウ~

みなさまこんにちは!

愛知県の土地活用・アパート経営はおまかせ!フィリックス広報チームです。


前回に引き続き、今回も瑕疵物件についてお届けします。

今回は、環境的瑕疵物件についてです。


環境的瑕疵の特徴は、ほかの瑕疵物件とは異なり、不動産物件そのものには問題はなく、物件の周辺環境になんらかの瑕疵があることを指します。


環境的瑕疵物件には以下のようなものがあります。


・騒音問題

周辺に繁華街や工場などがあり、騒音被害がある。


・振動問題

周辺に線路や道路がある場合、電車や大型トラックの通行で振動被害がある。




・悪臭問題

周辺にゴミ屋敷などがあり、悪臭などの被害がある。


・日照・眺望の阻害

周辺の高層マンションなどによって、日当たりが悪かったり窓からの眺望が望めないなどの被害がある。


・嫌悪施設

周辺に火葬場や産業廃棄物処理場等の迷惑施設がある。


・その他の問題

周辺に暴力団組員が居住している、暴力団事務所があるなど、ほか。


環境的瑕疵物件は、体感できる場合もあるため比較的わかりやすい瑕疵です。

周辺を調査すれば自身で気付くこともできるので、物件購入を検討する場合は、事前に周辺を歩いてみると良いでしょう。


なお、周辺に暴力団や宗教団体の事務所がある場合は、重要説明事項に「関係団体の事務所あり」などと記載されるので覚えておきましょう。


ただし、日照・眺望の疎外に関しては、あとから高層建物が建築される可能性もあるため、周辺に広い空地などがある場合は注意が必要です。


以上、今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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