ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは?
ZEHとは?
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。住まいの断熱化、高効率設備の導入による省エネと太陽光発電などの創エネにより使うエネルギーのプラスマイナスゼロを目指し、CO2の大幅な削減を目指す住宅。ZEHは、日本政府のエネルギー基本計画においても気候変動・温暖化対策として重要な位置づけとされています。
環境に配慮した暮らしのために、「住宅の省エネルギー化」が最重要課題のひとつとなっています。2025年に義務化が求められる省エネルギー基準よりも、さらにグレードの高いものが「ZEH基準」です。ZEHとは、高い「断熱」性能をベースに、高効率機器やHEMSによる「省エネ」、太陽光発電などによる「創エネ」を組み合わせることで、住宅の一次エネルギーの年間消費量が正味でおおむねゼロになる住まいのこと。ZEH支援事業による普及促進のための補助金制度※もあります。さらに日本全国でZEHを建てられるようにバリエーションが追加されました。建設条件や地域、ご家庭ごとのニーズなどに合わせて幅広く対応ができるようになり、今後、ますます住宅の省エネルギー化が進むことが期待されています。
※補助金事業は予算額・期間が定められています。
環境問題とこれからの住まい
身近に増える猛暑や大洪水、
世界的には水位上昇による国土減少など
地球温暖化の影響は大きくなっています。
地球温暖化につながる
CO2削減アクションが求められています。
部門別二酸化炭素排出量の内訳
日本の二酸化炭素排出量のうち、家庭部門
からの排出量は全体の15%を占めている、
排出割合の大きい部門となっています。
新築住宅などではZEH住宅の供給が進む
中、新築着工棟数の約4割を占める賃貸住宅
ではなかなか普及が進んでいません。
住宅分野でも加速する SDGs
環境に配慮していくことが不動産投資でも求められつつあります。(仮称) ZEH-APはSDGs(持続可能な開発目標)17の目標を実現するために開発されています。
フィリックスは、環境に配慮した賃貸住宅の供給を通じて、持続可能な社会の実現に注力していきます。
あなたの不動産投資に
CO2削減の環境アクションを
プラスしませんか?
(仮称) ZEH-APに投資をすることは
賃貸住宅におけるZEHの普及に繋がり、
それが地球温暖化防止のアクションになります。
ZEH-M普及に向けた 取扱計画について
フィリックスグループでは、国のエネルギー基本計画の「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」に基づき、集合住宅においてのZEH対応について積極的に取り組み、普及に努めていきます。
外皮性能の向上と省エネ対策に取り組み、高性能、高効率を実現した集合住宅を実現し、社会に提供し貢献していくことを目指します。
日本政府の政策
ZEH(ゼッチ・マンション)とは?
ZEHとは?
(ゼッチ・マンション)
ZEH-M(ゼッチ・マンション:Net Zero Energy House Manshon)とは建物の断熱性の向上、高効率な設備システムの導入により室内環境の維持と省エネルギー性を実現した上で、太陽光発電等によりエネルギーを創造し、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラマイゼロとすることを目指した集合住宅のことです。
フィリックスアパートは Nearly ZEH基準を満たす住まいを提供し、生活の質を向上させつつ、省エネルギーを一層推進するライフスタイルの普及を目指します。
ZEH-Mのメリット
環境に優しく、経済性、快適性でもメリットがあるZEH-M。
オーナー様・入居者様それぞれのメリットをまとめました。
オーナー様メリット
■ESG投資への貢献
世界的潮流の環境に配慮しているものに投資する点を、不動産投資においても実践することができます。
■ZEH-Mマーク取得で入居募集促進
入居募集時にZEH-Mマークにより差別化された訴求を行うことで、高い入居率、環境に配慮のある方にご入居いただくことにつながります。
入居者様メリット
■光熱費の削減
ZEH-M基準の断熱性・省エネ設備により、光熱費の削減につながります。
■災害時による停電回避
災害時には太陽光発電、蓄電池システムが稼働することにより、停電を回避することができ、安心した暮らしを送ることができます。
FELIXのアパート仕様 ZEH設備
フィリックスの物件はZEH仕様として下記の基準を満たしています。
- 01. ZEH-M Oriented
- 本物件はZEH-M Orientedを満たしております。ZEH-M Oriented (ゼッチ・マンション・オリエンテッド)とは、再生可能エネルギー等を除き、共用部を含む当該住棟全体で、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減することを目指したアパートのことです。
- 02. 住宅版 BELS
- 本物件は住宅版BELSで星3を獲得しています。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)とは、2014年に一般社団法人住宅性能評価・表示協会により開始された、建築物の省エネルギー性能の表示制度のことです。
- 03. 断熱性能等級
- 本物件は断熱性能等級5を満たしております。断熱等性能等級とは、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に規定された省エネ性能を表す等級のことを示したものであり、国土交通省が制定しています。
-
04.
一次エネルギー消費量等級
- 本物件は一次エネルギー消費量等級6(最高)を満たしております。一次エネルギー消費量等級とは、2013年(平成25年)に見直された省エネルギー基準において新たに追加された指標で、「一次エネルギー消費量」によってレベル分類されます。
- 05. 劣化対策等級
- 本物件は劣化対策等級3 (最高)を満たしております。劣化対策等級とは、住宅性能表示制度による建物の「評価項目」のひとつです。
出所)一般社団法人環境共創イニシアチブ 「集合住宅におけるZEHの定義と目指すべき水準(住棟単位)」
FELIXのアパート仕様 ZEH概要
高断熱による快適・健康
高断熱の家は、室温を一定に保ちやすいので、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な生活が送れます。さらに、冬は効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化によるヒートショックによる心筋梗塞等の事故を防ぐ効果もあります。また、断熱材には吸音性もあり、より快適な空間を実現します。 建築物省エネ法の法改正によりすべての住宅を2025年に「省エネ基準」義務化、2030年にはZEH水準への早期対応が求められる中、フィリックスは2024年からZEH基準を100%標準で満たします。
- 断熱材
- 屋根・外壁等の外気と住戸の境界となる箇所に基準を満たした高い性能の断熱材を設けます。また、壁体内に空気の通り道になる通気層をつくり、湿気を放出して結露の発生を防ぎ、高い断熱性能を維持します。
- サッシ
- 省エネ建具等級☆3の高断熱サッシです。住戸の温熱環境にもっとも影響するガラス面からの熱取得を低減。冬も夏も室内を快適にキープし、エアコン効率を高めて住宅の省エネ化に貢献します。
- 空調機システム
- 制御対象となる各設備とHEMSコントローラ間において、それぞれの相互確認を必須化されているプロパティに対応した機能を通信制御できます。設置するHEMSコントローラのAPPENDIX ECHONET機器オブジェクト詳細規定のReleaseバージョンは、Release D以降です。 通信制御対象の各設備においてHEMSコントローラによる操作を可能にするECHONET Liteプロトコル対応のアダプターが分離されている場合は、当該アダプターを設置しています。
- 照明
- LED照明は⽩熱電球の約40倍、蛍光灯の約4倍の製品寿命になります。消費電⼒は⽩熱電球の約16%、蛍光灯の約50%に低減。発熱量も少なく間接的に空調の利⽤が抑えられる効果もあり経済性に優れます。
- 給湯器
- 「エコジョーズ」は排気熱を有効に利用してあらかじめ水を温める仕組みにより、従来よりも少ないガス消費量で給湯することが可能。 従来型給湯器と比較し、熱効率は約81.5%から約95.0%にアップ、Co2排出量は15%削減、使用料金は年間約5,000円の削減となります。