どちらが儲かる?木造とRC(鉄筋コンクリート)|不動産投資や新築アパート投資なら愛知県名古屋市のフィリックスへ
2019/01/17
物件の選び方

どちらが儲かる?木造とRC(鉄筋コンクリート)

不動産投資をスタートする際に悩むことの一つとして「木造物件とRC物件のどちらを選択するか?」という事です。
どちらにも利点がありますが、あなたにとって、どちらがプラスなのでしょうか?
今回のフィリックスコラムではそれぞれの物件が持つメリットをご紹介させていただきます。

木造物件のメリット

木造物件のメリットとして主に下記の4点があげられます。

1.物件購入しやすい価格

木造物件の一番の魅力はRCに比べて手軽な購入価格により高利回りを期待することが出来ます。一般的にRCアパートの建設に必要な額は、1坪(約3.3㎡)あたり約60万円と言われていますが木造アパートは1坪あたりの工事費は約50万円です。
例えば一部屋あたり20㎡の1Kが全 15室あるアパートの建設(建物代のみ)を木造、RCでそれぞれ仮定すると
RC物件:20(㎡)×15(室)÷3.3㎡×60(万円)=5,454(万円)
木造物件:20(㎡)×15(室)÷3.3㎡×50(万円)=4,545(万円)
となります。これだけを見ても900万円の差が出てきます。

2.減価償却の法廷耐用年数

減価償却費を計算する上で大きく影響するのが法定耐用年数です。
その法定耐用年数は「RC物件は47年」「木造物件は22年」と決まっています。この年数が短いという事は1年あたりの償却費が高くなり、節税効果を期待できます。

3.固定資産税の安さ

木造物件は、固定資産税がRCに比べて安いのもメリットと言えます。
固定資産税は、毎年発表される地価公示価格を元にして決められた固定資産税評価額に、1.4%の税率を掛けた額が課税されます。
ちなみに固定資産税評価額は不動産価格の60〜70%、新築時の建設価格の50%程度と言われています。
木造物件は、経年劣化が早いとみなされ、納税額をおさえられます。
仮に同面積の物件を20年運用したとするとRCに比べて木造は、納税額は4分の1程度になります。

4.修繕費の安さ

RCでは配管がコンクリートに埋まっているといった事に比べると、木造の方が修繕しやすいと言えます。更に木造は建築構造が単純なため、リフォームやメンテナンスもしやすいという傾向があります。

RC物件のメリット

続いてRC物件のメリットとして主に下記の4点が挙げられます。

1.耐久性や耐火性

RCは木造に比べて高価ではありますが、コンクリートと鉄筋を組み合わせて建設されているので耐久性、耐火性に優れていると言えます。
さらに機密性も高いので、エアコンで温度調整もしやすく、木造に比べて省エネ効果も期待できます。

2.耐震性や防音

RC構造は数10年〜100年間住み続けられる耐久性があると言われており、震災にも強い建築物です。ある震災の場合では、最も被害が少なかったという調査結果もあります。
また木造物件に比べ遮音性能に優れ、特に都会の場合は住みやすい物件と言えるのではないでしょうか。

3.資産価値が継続

首都圏では一般的に木造物件は防音性に問題があると言われ、敬遠されることもあります。
また、RC物件は賃料の下落が木造物件に比べて少ない傾向にあります。

4.経年による建物構造別賃料下落

木造物件の家賃は建設から10年で95%程度に下落するのに対し、RC物件は下落がありません。長期になればなるほど、その差は歴然となります。

まとめ

さまざまな物件が出回る中で、どのタイプの物件を購入すればよいのか、頭を悩ます事も多いと思いますが、今回ご紹介させていただいた事を参考に、地域、ご自身のプランを考慮されて、検討されてみてはいかがでしょうか。

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